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zoom RSS 山行記録>白馬岳990710日帰り 花盛りの深田百山

<<   作成日時 : 2000/05/21 08:25   >>

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【日 程】1999年7月11日
【山 域】北アルプス北方
【山 名】白馬岳(しろうまだけ)2932m
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【地 図】1/2万5千:白馬岳
【交 通】マイカーで糸魚川からR148、平岩で分岐し蓮華温泉まで。
     定期バスも有る
【水 場】蓮華温泉、白馬大池
【メンバ】富山橋1人
【天 候】晴れ
【タイム】今回=登り6:30/昼食0:50/下り4:10
     通常 6:30 4:40
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剱岳日帰りをもくろんでいたのですが、次週に剱岳に同行して欲しいと云う話しが持ち上がり、2週続けての剱岳では能が無かろうと、「荏原山歩会」の定期登山の下見と、「百名山日帰り」を兼ね、花最盛期の白馬岳に出かけてみる事にしました。

02:40 我家発

04:40 蓮華温泉駐車場(1460m)

05:00 出発

蓮華温泉駐車場
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温泉の右脇を通り、裏手からトラバースする様に登り始めます。左に分ける源泉の露天風呂への道を過ぎると一本道になり、穏やかな傾斜の登山道が続きます。

小屋前の移植したと思える高山植物は気に入りませんが、最初から多くの花が見られ、樹林の下に黄色のオオバミゾホウズキ・ヤグルマソウが最初に目に付き、フジ?アザミ・ゴゼンタチバナ・ノウゴウイチゴなどが順次見えて来ます。

温泉の全景が見える所まで登ると、わずかに見えたブナもほとんど見えなくなり、変ってダケカンバの林が広がっています。
サンカヨウ・キヌガサソウ・ショウジョウバカマなど、雪解け直後の花も見られる様になると、雪渓を渡る所が有り、付近の木々は未だ芽吹いたばかりで、新緑が美しい所が有りました。

針葉樹の林に入り辺りは暗くなりますが、すぐに広葉樹林に戻り、明るい木陰の登山道が続き気分良く登ります。振向けば頸城の山々、妙高山・火打山・焼山・雨飾山などが見え、前方では雪倉岳の雪渓が美しく見えていました。

06:30 天狗の庭(2100m)

天狗の庭から雪倉岳
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樹林にカラマツが多くなり、タカネバラの派手な赤紫が見えて来ると天狗の庭で、急に木々の背丈が低くなり、高山植物の花が多くなります。
伊吹ジャコウソウ・キバナノコマノツメ・ミヤマムラサキ・ムシトリスミレ・白山シャクナゲ・ウラジロヨウラクなど、あちこちに咲き競っています。

カラマツの枝ぶりが盆栽をそのまま大きくした様で素晴しい姿です。いや盆栽はこの様な木々を真似て仕立てたものでしょうが、いかにも天狗の庭にふさわしく、対岸の雪倉岳の残雪と相まって、見事な景観を作り出しています。

天狗の庭を過ぎると、また元の様な樹林に戻り、登山道は相変らず穏やかな登りで続きます。少し大石が多くなり、少し歩きにくくなりますが、今までに比べての話しで、他の登山道と比べると、十分整備の良い登山道と言えます。

雪倉岳より高い山が見えて来ると、それが小蓮華山で突上げる姿は、名峰の趣が有ります。あの頂上を過ぎて、まだその先2時間も行くのは至難の技とも感じますが、そんな事は言っていられなません。

07:50 白馬大池・小屋(2380m)

白馬大池
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小蓮華山が前方の小高い山に隠れ、ハイマツが多くなると白馬大池に付いたのも同然、すぐに目の前は開け、大草原に雪渓が残り小屋と池が有る風景が広がります。
小屋前に一面に咲誇る白い花はハクサンイチゲで、その合間にハクサンコザクラも負けずと咲いています。

ここで小休止して、朝食の残りを食べ飲水を補給しました。ビデオ撮りをしながら登 っている性も有って、2・3人に追越されましが、ほぼガイド本の時間と同じくらいの所要時間で登っている様です。

小屋前の雪渓を通り過ぎて尾根に出ると、コマクサが数株花を咲かせていました。黄色の花が多いのは、ミヤマキンバイとミヤマダイコンソウでしょう。
ちょっとばかり急になった坂を上りきると長野県側の展望が開き、まず目に付く
のが白馬鑓ヶ岳で、頂上辺りが白い山肌が特徴的です。

ミヤマダイコンソウ
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白馬岳頂上が見えて来るのはもう少し先で、鑓ヶ岳より少し黒く先端が尖った形で現れ、頂上手前ではまだ豊富な残雪を付けています。
花はますます豊富になって、チングルマ・コイワカガミ・シナノキンバイ・ミヤマアズマギク・ミヤマタンポポ・ツガザクラ・アオノツガザクラなどが加わって賑やかです。

09:50 小蓮華山(2769m)

小蓮華山から白馬岳
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何台かのカメラが白馬岳頂上に向けセットして有りました。刻々と変る雲と雲海に浮ぶ頂上を撮るチャンスを待っているのでしょう。

オヤマノエンドウ
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眺望も素晴しいのですが、花畑は一段と色鮮やかになって来た様です。びっしりと敷詰めた様な青紫はオヤマノエンドウの大群落で、黄色のミヤマキンバイをちりばめて見事な光景を作り出しています。


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ウルップソウ
花はまだ続き、次ぎに現れるのがウルップソウで、房状の青い花と肉厚の葉でボリュームを感じさせます。

10:40 三国境(2751m)
富山・新潟・長野の県境で、白馬から小蓮華山の稜線と雪倉岳からの稜線が交わった所ですが、この辺り細かな尾根がいくつか有り、はっきりとした点が判る訳では無く、登山道の標識は富山県側に少し降りた所に設置してあります。

イワウメ
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頂上まで残るは1時間足らず、このルートで一番の急登を登って行きます。イワベンケイ・ハクサンチドリ・タカネヤハズハハコ・イワウメなどに後押しされて登り切りました。

11:30 白馬岳頂上(2932m)

頂上方位盤
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長野県側断崖、富山県側は穏やかな傾斜の花畑、すぐ目の前に有る山は旭岳、県境稜線の先に有るのが杓子岳と鑓ヶ岳で、そのまた先に五竜岳と鹿島槍ヶ岳の双耳峰も見えます。
立山・剱は富山から見るより険しい山になって見えました。

2万5千図を見るとこの辺り県境が明記されていませんが、小屋の在る辺りは尾根が広くはっきりしていないため、互いに県境は譲りがたい所でしょう。白馬山荘は富山県側、村営頂上小屋は長野県側になって見えるが如何でしょうか。

未だ梅雨明け前でも有り登頂者は少ない様で、30人もいるでしょうか、のんびりと時をやり過ごしている様です。私も担上げた水でみそ汁を作り、昼食などを楽しんで下山する事にします。

12:20下山→13:30小蓮華岳→14:40白馬大池→15:20天狗の庭→16:30蓮華温泉

後記
花一杯の登山でした。今年は残雪の無い所では花の時期が早く、この様子ではウルップソウなどは7月末までには花が終ってしまい、最盛期は過ぎていまいそうです。
しかし、次ぎに咲く花の種類も有る事だし、心配などする必要は無いでしょう。急登無く、危険個所無く、花多いこのルートは、体力今一の「荏原山歩会」の登山には打ってつけのルートだろう事は間違いなでしょう。

1999年7月22日 富山橋

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