161116糸魚川ジオ研修

2016年11月16日 糸魚川ジオパーク研修

私は立山黒部ジオパークのガイドの全サイトの講習を完了し、ジオガイド認定を受けています。
と言うだけで、実際にはジオガイドとしての正式実働は今年になってたったの1回だけ、ジオガイドとしてではなく、自然解説に一部を取り入れて解説する事で、今までの自然解説の解説幅を広げていると言っても良いでしょう。

今回は世界ジオパークの認定を受け、ジオパークの先進地として知られている、お隣のジオパーク糸魚川ジオパークで研修会をすると云うので、それに参加してみました。

今回廻ったジオサイトは、小滝川ヒスイ峡、糸魚川-静岡構造線、山寺の砂岩泥岩互層露頭、フォッサマグナミュージアムでした。
今回の研修は、このジオサイトを知ると云うよりも、糸魚川ジオパーク観光ガイドの会の方々のガイド活動を知るというのが目的で、一緒に昼食したり意見交換や交流会も目的でした。

メインのジオは糸魚川-静岡構造線(フォッサマグナパーク)ですが、大断層はジオにさほど興味が無いという人には今一目立つ事が無いのですが、断層の近くに有る地層露頭の形状解説や宝石解説をし、西日本と東日本の境に有ると云う意味を込め、東西文化の違いを説明して興味を持って貰う努力をしている事に感心しました。
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一番の目玉は小滝川ヒスイ峡のヒスイ原石でしょう。
ここでは難しい岩石の話はせず、保護範囲や見える所に沢山有るヒスイ原石を紹介して興味を盛り上げ、明星山の石灰岩や黒姫山の石灰岩と採掘による山体変化を解説、保護と利用の困難さも訴えていました。
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山寺の砂岩泥岩互層露頭は最も興味を持って貰えない所ですが、あまり詳しい解説をしないで、この先に有る雨飾山の登山道紹介に力を入れていた事に注目しました。
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上記三か所の解説レベルは簡単で判り易く、我々の解説ともさほど変っていない様に感じました。

フォッサマグナミュージアムは入館料を徴収していますから、観光ガイドもかなり専門的に解説し、知識の地力を発揮されていると思いました。
富山には糸魚川フォッサマグナミュージアムの様な施設は有りませんが、砂防博物館や富山市科学博物館に小規模ながらジオコーナーが有るので、その様な施設でボランティア解説をするなどして、知識と解説の質の向上を図らねばと思いました。
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