同定<81>ヤマノイモとオニドコロ

学名
ヤマノイモ:Dioscorea japonica
オニドコロ:Dioscorea tokoro

ヤマノイモ s0526
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本州から九州に分布、里山から500-600m位の山で見る蔓性多年草。
近くの木や草に絡みつき、葉の大きさ5-10cmほどの三角状披針形、基部は心形で先は長く尖る。
花期は7-8月、葉の脇に長さ3-5cm程度の総状の花を付けるが、白い粒の様な小花で、花弁は良く判らない。
雌雄異株で雌株には右映像の様な種子が付く。雌雄ともにムカゴが付き、無性的に繁殖する。
花などより地下の芋の方が知られており、ジネンジョと言えば判る人も多と思う。
私の子供の頃は単にヤマイモと呼んで、掘り取ってトロロにして食べたり、時には売り物にして小遣いにしていた。
葉の脇に付くムカゴはガゴジョと呼んで、塩茹でにして食べたが、それほど美味しいとは思わなかった。
どうやら最近はヤマイモとは長芋の事を言い、ジネンジョの事をヤマノイモと呼ぶのが正しいらしい。


オニドコロ s1358
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北海道から九州に分布し、里山から低山の林縁などに生え、草や木に絡まって伸びる蔓性多年草。
花期は7-8月、雌雄異株で、葉脇から花序を出し、雌花序は垂れ下がり、雄花は立ち上がると言う。雄小花は大きさ3-4mm程度で、6弁(裂で黄緑色、雄花には6本の雄しべが有る。雌花はやや大きく、径5-6mmで、雄花よりやや白っぽい。
葉は互生し、大きさ5-10cmの三角形から心形で、無毛で薄く葉の縁には鋸歯が無く全縁。
葉や茎はヤマノイモと良く似ており、慣れないと見間違う事も多い様だが、オニドコロはやや角ばって幅広いところが違う。又、簡単な見分けは、オニドコロの草液を舐めてみると、苦いのが特徴。
トコロとは(野老)、ひげ根の多い根茎を長寿を祝す物、でも、硬いし苦いし、食べる事は出来ないので、オニの名を冠したものらしい。

参照ページ



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