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zoom RSS 山行記録>鹿島槍ヶ岳030802深田百名山日帰り

<<   作成日時 : 2003/08/06 21:01   >>

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【日 程】2003年8月2日
【山 域】北アルプス北方
【山 名】鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)2889.1m
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【地 図】1/2万5千:神城、十字峡
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「この地図の作成にあたっては、国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)、50mメッシュ(標高)を使用しました。」
国土地理院の成果の使用・複製に当っては、規定を守って下さい。
ルート記入はカシミールで作成しています。

【交 通】マイカーで糸魚川からR148、木崎湖廻りで鹿島から大谷原まで。
【水 場】林道終点の沢水、冷池小屋は150円/L
【メンバ】富山橋1人
【天 候】晴れ、頂上ではガス
【タイム】今回  =登り6:40/昼食0:30/下り4:00
     ガイド本=  8:20          5:30
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一般にはそうは思われていないでしょうが、地図上では富山県立山町の山と云う事になります。しかし、富山県側から登山口として直接この山に登る登山口は無く、普通は扇沢から爺岳経由で登るか、大谷原から赤岩尾根を登ります。

どうしても富山からと云うのなら、宇奈月町欅平から祖母谷・餓鬼岳・唐松岳・五竜岳を経由して登るのが一番近いと云う事になります。この場合、下山は長野県側にしたとしても、2泊が必要になるでしょう。

と云う事で、軟弱な私は当然の事ながら富山から登る事無く、長野県大谷原から登ったのでした。(これでも扇沢から登らなかったのは、ほんの少しの抵抗を示したつもりでした)

03:00 我が家出発
朝2:30起床、家を出たのはやがて3:00になろうとしていました。
白馬を過ぎ青木湖に近づくと、今まで変った様子も無かった天候でしたが、急に雨が降り始め、ついには土砂降りになってしまいました。

この様子では中止の方が良いかと思いながらも諦めきれず、近道が有ると云う仲綱湖から大谷原に向かおうとしたのですが、暗闇の雨降りで道が良く判らず、迷いに迷って、最終的には木崎湖経由で登山口に向かいました。
この時間ロスが良かったか、駐車場に着いた時は雨がすっかり上がり、青空が見える天気になっていました。

05:40 大谷原駐車場(1080m)
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朝食を終え、準備をして出発です。岐阜ナンバーの車で来ていた若者が居て、この登山者とは一日先になったり後になったりしながら行動する事になったのでした。

西沢出合まで、約1時間は辛い林道歩きが続きます。所々に有る道端の花やらブナ林などを撮影しながらゆっくりと歩きました。
大谷原駐車場から ほんのわずかだが、林道からブナ林が見える
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06:50 西俣出合(1370m)
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天気良好、視界も良好、体調はそこそこ、ようやく林道はここで終わり登山道になります。
その前に、沢を渡るのかと思えば、そうでは無く沢の下を行くトンネルが有り、そこをくぐって登山道に入ります。
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道標が有って、冷池山荘まで5:20などと書いて有ります。
更に小屋から頂上まで+2:00とすると、頂上着は14:00頃、30分休んで下山時間は6時間も無い事になります。「やっぱり今日は小屋泊りか」と思いながら登山道に入りました。

登山口で合った若者はここで朝食をして行く様で、私が先行します。
登山道はしばらくトラバースが続き、ゆっくりと登り始めています。30〜40分この程度の登りが続くと本格的な急登に切り替ります。急登であっても階段や梯子が有るものの、ロープや鎖が連続する様な事は無く、整備が良く安全なので、効率良く高度を稼いで行く事が出来ます。
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登山道は急坂だが、階段・梯子で整備良好 登山口にはヤマブキショウマ・クガイソウ・オトギリソウ・ウツボグサなどが見えたが、代表でシモツケソウ
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針葉樹・広葉樹が入り混じった樹林が続いていますが、大木・巨木は見る事が有りません。木材を運ぶ川や立派な道路が有るところを見ると、この辺りも伐採をした後なのでしょう。
標高1800m近い所でのブナ
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急登は1800mを越え、ネズコの林立する所で一旦緩みます。もうすぐ最初の目的地、高千穂平も近いかと思いますが、そう簡単にはそこまで届かず、それから更に30分の登りが有ってようやく高千穂平でした。
ネズコ林
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08:35 高千穂平(2049m)
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遠くに滝音は聞こえれども視界無し、登山口で見せていた好天はもうだいぶ前からガスに消され、展望は全く無しです。登山道脇に咲く花はそれほど多くは有りませんが、ヨツバヒヨドリ・ホツツジ・コメバツツジなど、花を愛でながら登りました。、

9:00頃、途中ほんのしばらくでしたが、頂上の姿を見る事が出来ました。今日はもう展望は無しで終わりかと思って諦めていたので、なかなかの感動物でした。
私の後から追い付いて来た岐阜の若者も同じ様に思った様で「諦めずに来て良かった」と、しきりに撮影をしていました。
ほんの少しの頂上展望
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その後展望らしいほどの展望は有りませんでした。しかし、次第に高山の花々が多くなり、景色が見えなくても不満は感じません。
登山道は多少崩れた様な場所は有りますが、危険を感じる様な事も無く、適度に変化も有り退屈する事も無く歩を進める事が出来ました。

10:00 冷乗越(2420m)
冷乗越標識と小屋
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ここまで来れば目的地はもう近いと云う感じの場所で、行く手に小屋も見えています。
西俣出合から3時間、どうやらガイド地図に書かれた所要時間はかなりの余裕を見て有る様で、地図に書かれているほどの時間はかからずに登れました。
この分なら、この先頂上までも2:20表示ですが、12時までには頂上に着けるのでは?と思ったりしたのでした。

冷池山荘へは一旦下ります。登山道脇にはタカネバラの群生が有り、艶やかな色で咲き誇っていました。少しの樹林を潜り抜け、小さな池を見ると小屋に出合いました。
10:15 小屋前
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小屋前を通り過ぎ、そのままキャンプ場まで行く事にします。キャンプ場までは10分ほどと、少々離れており、少々不便です。
樹林の階段を登り、潅木から草付きになり、草木の無い荒地状の場所に出るとキャンプ場です。今はまだ早い時間なのか、テンとは数張りしか有りません。
10:28 キャンプ場
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まだ昼までには時間が有りますが、ここで相当の空腹感が出て来たので、行動食よりも昼食にしてしまおうと云う事になり、休憩兼用の昼食にしました。

さあ、残り少なくなった?頂上への道に入ります。
稜線の登山道は花畑が続き、自然保護の注意表示を見ると「富山県」となっています。そう云えばここは富山県と長野県の県境、今日の山行は富山の山でした。

ショウジョウバカマ・エゾシオガマ・ウラジロタデ・ミヤマキンバイ・チングルマ・シナノキンバイ・イワギキョウ・シロウマオウギ・タカネツメクサやイワツメクサなど、まだ残雪も多く春先から初秋の花々が有り、大群生を見る事も出来ました。
イワギキョウとタカネツメクサ
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子沢山雷鳥にも出会い、展望は無いものの、充実した歩きが続きました。
雷鳥、判り難いのは下手なせいでは無く、保護色のため(~_~;)
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充実はしたのですが、小屋から先の意外に急登な登山道にスタミナ切れを起こしたか、思ったほど早くは進めず、頂上に着いた時は12:00をとっくに過ぎていました。

12:20 鹿島槍ヶ岳頂上(2889.1m)〜13:00
見苦しい写真でスミマセン
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頂上は人並みで一杯、一応記念撮影をし、少し休憩をして退散する事にしました。
この時間なら下りに強い?私なら、何とか明るい内に駐車場に着けそうな時間です。
下山時に見たキャンプ場はもう満杯、小屋に立ち寄って見ると、名物の生ビールは長蛇の列、小屋も超満員との事でした。
これで迷いも無くなり、一気に下山の方向に決心でした。

14:00小屋前→15:00高千穂平→16:10西俣出合→17:00大谷原

後記
朝の青木湖辺りでの大雨には驚かされましたが、駐車場での好天に出合って出発を決意、少々遅い出発かと思ったのですが、整備が良く下りの無い赤岩尾根登山道は、思ったより効率良く登る事が出来、小屋が超満員で宿泊を止める決心が出来て日帰りが可能になりました。
花一杯の登山でした。今年は残雪が多く、花の時期が長くなっている様で、花の種類も多く、展望は無くても充分楽しめる山でした。

しかし、この山を楽しむなら、やはり一泊して夜明けの景色でしょう。あたふたと登って降りるのでは無く、テン泊か小屋泊まりで展望も楽しまなくてはいけません。
次回は鹿島槍ヶ岳の機嫌の良い時に、展望を見せてもらいながら遊んでもらいたいものです。

朝から先になったり後になったりしていた岐阜の若者でしたが、下山もほぼ同じ時間の到着になり、何となく顔見知りの仲になって挨拶を交わして別れたのでした。

2003年9月6日 富山橋

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