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zoom RSS 山行記録>白山中宮道から別当出合 010707 百名山日帰り

<<   作成日時 : 2001/08/13 09:51   >>

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【日 程】2001年7月7日
【山 域】白山
【山 名】白山(御前ヶ峰2702m
【地 図】1/2万5千:中宮温泉・岩間温泉・白山・加賀市ノ瀬
【交 通】マイカーでH北陸R157・R360で中宮温泉へ
【水 場】シナノキ小屋手前1Kmの沢、ゴマ平小屋から三方岩岳方向2分残雪が有れば、北弥陀ヶ原・お花松原
【メンバ】富山橋1人
【天 候】晴れ
【タイム】今回
3:00取付き口→6:00シナノキ小屋→8:50ゴマ平小屋→11:40地獄覗→12:30北弥陀ヶ原→13:50お花松原→15:30頂上→17:20甚之助小屋→18:55別当出合 
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目的の日は雨の予報が続いていましたが、前日になって予報が次第に変り、19時のTV天気情報では、数日前とは全く逆の降水確率0%と報じています。
実行決定です。白山「百名山日帰り」はどのコースを実行しようかと長い間計画を暖めて来ましたが、2週間前にゴマ平避難小屋までの「ブナの山旅」に出向いた折、そのブナ林の良さに気分が良くなり、このブナ林を眺めながら登れば、難なくゴマ平小屋までたどり着け、その先頂上までも何とか行って、惰性で別当出合まで降りる事が出来るのではと思い、25Kmのロングコースを選んだのですが、その実行の時が来たのでした。

「実行するならサポートをするから直電してくれ」と言われていたBUNAさんに連絡、「ええ!やるのぉ、天気は大丈夫?」と心配してもらい、朝2:30〜3:00中宮出発の予定で、早くて18時の別当出合着と云う事で、山行途中に連絡を取る事にしたのでした。

23:30若者達がたむろしているのを見ながら高速ICに向かい、中宮温泉に着いたのは2:30を過ぎていました。

輝く月明かりでヘッドライトが要らないほどですが、このルートは熊・猿・カモシカなどと出会う事多いらしく、先日も猿軍団に出会っているので、いつもより強力な熊避け鈴を持ち、ヘルメットを冠りライトを点灯して出発です。

取り付きの階段を登り10分ほど行った草付きからは、下半身と云わず上半身までも雨露に濡れ、藪からは何か飛び出しそうな思いをしたりで、ひやひやものの登りでした。
西空には月
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4:00近くになって夜明けの明かりになり、東方向の稜線がくっきり見える様なって、早起き鳥のホトトギスがあちこちで「テッペンカケタカ」と囀り始め、何やら安心した気分が戻ってきました。
稜線に出て少しのブナ林に出合いますが、まだブナ林を楽しむほどの明るさでも無く、それに、このブナ林はすぐに細ブナに変ってしまいます。

これからシナノキ小屋までは見るべきブナ林も無く、時々見える白山山頂付近の山々はいかにも遠く、まだまだこの辺りで辛いと言っていてはいけませんが、辛いところです。
小鳥達の囀りも多くなっているので、囀りを楽しんで行く事にしましょう。と言っても、私に判るのはメボソムシクイの「ジョリジョリ」・ウグイス・ツツドリの「ポンポン」・コマドリの「ヒンカラララ」程度でしょうか、それでも早朝の山は爽やかさでいっぱい、気分良く歩を進める事が出来ます。

水場で軽く朝食を取りシナノキ小屋に着いたのは6:00でした。小屋前の巨木は「また来たのか、物好きな奴だ」と言っている様です。でも、物好きでも何でも良い、これからゴマ平小屋までのブナ林に再会出来るのが楽しみで来たのですから。
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シナノキ小屋を過ぎて少し登った左のブナ林、降りて鞍部のシナノキ巨木付近のブナ林、登って滝ヶ岳巻き道に入る前のブナ林と、次々現れるブナ林を見て行くと、あっと云う間にゴマ平小屋に近づきます。
滝ヶ岳とゴマ平の鞍部や登り返しのブナ林も疲れを癒してくれます。この辺りのブナ林は標高限界に近いのですが、木肌に綺麗な模様のコケを着けてブナの魅力を出しています。
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やがて沢山見えたブナも次第にダケカンバや針葉樹に変るとゴマ平です。あちこちでガサガサと云う音と共に、猿が飛び出して来て肝をつぶしますが、囲まれる様な事も無く通り過ぎて行きました。

ゴマ平避難小屋着8:50、予定通りの到着でした。
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2週間振りの再訪をノートに記入をしてしばし休憩、明日も天気が良いと言っているし、ここで一泊して行けば極楽山行になるのでしょうが、今日は目的が違うので「又来るからね」と約束して小屋を離れます。

小屋背後の急登は、さほど辛い思いもせず、2000mの展望の開いた所に出ました。
少し雲がかかっていますが、北アルプス穂高・槍・薬師・立山・剱が見えています。
白山の大汝と剣ヶ峰もずいぶん近くなりました。「この調子なら予定より早くいけるか?」などと思ったりです。
剱岳と立山
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ブナに代わって疲れを癒してくれるのは、かわいい花々で、花の撮影をしながら行く事にしましょう。
ツマトリソウ・ゴゼンタチバナ・オウレンなどの白い花が登山道にまで咲きほこっています。
ハクサンチドリ・ニガナの白黄・ミヤマキンポウゲも加わり、間名古の頭の巻き道ではサラサドウダンやムラサキヤシオツツジの満開にも出会いました。
ミツバオウレン                              
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サラサドウダン
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うぐいす平手前からはハクサンコザクラの群生に覆われた登山道に出合い、進むのをためらってしまうほどでしたし、白山室堂に劣らない密度のクロユリの群生にも出会えました。
地獄覗11:40、室堂まで残り5Km強、まずまず予定通りの到着です。ここ
で昼食の大休止として、いよいよこれからが疲れの本番です。なだらかに続く登山道なのですが、大きな下りが何度も訪れ、効率の上がらない道が続きます。花の楽園北弥陀ヶ原12:30、ここも花に覆われた高原ですが、花名は後で列記する事にしましょう。

花に癒されてと言っていた私ですが、実は強がりのカラ元気報告をしていました。
本音を言うと、もう限界間際の状態です。お花松原への下りを見た時には、「これは頂上まで一体どのくらいの時間で登れるのか」と心配になり始めました。サポート役のBUNAさんに「少し遅れる」と報告をしようにも、携帯電話が圏外となっていて、連絡が取れません。

お花松原13:35、室堂まで3Kmの表示に出会いますが、これからの3Kmには、頂上までの急登が含まれています。雪渓の先に大汝と剣ヶ峰が突き上げあの頂上以上まで登らないと下りに入る事は出来ないと思うと、ますます限界が近づく思いです。花も目に入らず、もう何も考えずゆっくり、ひたすら足を前に出す事に努めます。

突然今日始めての人声が聞こえ、翠ヶ池の上に出ました。
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14:50ようやく御前ヶ峰が目の前です。BUNAさんとも連絡が取れ、19:00別当出合での合流を予定にします。
チングルマ
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生気が戻ったか、再び花が目に止まり、イワウメ・チングルマ・コイワカガミと定番の花の出迎えを受けます。これで勢いを付けて何とか頂上到着でした。

15:30、頂上で記念撮影、バンザイとは言えません、まだ下りが待っているのですから。
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下りは味気ないものでした。頂上から室堂の登山道は全面石畳、弥陀ヶ原の砂防新道は大粒の玉石、所々の石の階段、たちまち足の裏が痛くなり、下山のペースが遅くなってしまいましたが、予定通り18:55別当出合に無事到着でした。
BUNAさんの冷たいビールを持っての出迎えを受け、ビールを一気に飲んだ時は、込み上げるものが有ったのでした。

「もうこの立派な中宮道を日帰りに使うと云う、無謀な事はしません、次に中宮道を訪れる時は、ゴマ平小屋にも室堂にも泊り、ゆっくり白山を楽しませてもらいます」

出会った花
アカモノ・青のツガザクラ・裏白ナナカマド・岩?オトギリ・エンレイソウ・イワツメクサ・イワウメ・
キヌガサソウ・ゴゼンタチバナ・クモマニガナ白・〃黄・黒ユリ・コメバツガザクラ・ギンリョウソウ・コヨウラク・キオバナノコマノツメ・越路オウレン・サンカヨウ・サラサドウダン・信濃キンバイ・ツマトリソウ・ツガザクラ・チングルマ・ドウダンツツジ・ノウゴウイチゴ・日光キスゲ・ヨツバシオガマ・白山チドリ・白山コザクラ・白山ボウフウ・白山シャクナゲ・紅花イチゴ・ハリブキ・
ミツバオウレン・ムラサキヤシオツツジ・深山カラマツ・深山ダイコンソウ・深山キンポウゲ・深山キンバイ・深山タンポポ・深山ガラシ・深山カタバミ・マイズルソウ・ヤグルマソウ・リュウキンカ・

    2001年7月12日   富山橋


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