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zoom RSS 山行記録>雨飾山 960901 深田百山日帰り 新潟県糸魚川市

<<   作成日時 : 2000/03/31 18:40   >>

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【日 程】1996年9月1日
【山 域】頚城
【山 名】雨飾山(あまかざりやま)1963m
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【地 図】
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「この地図の作成にあたっては、国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)、50mメッシュ(標高)を使用しました。」
国土地理院の成果の使用・複製に当っては、規定を守って下さい。
ルート記入はカシミールで作成しています。
【交 通】マイカーで糸魚川よりR148でシーサイドバレースキー場へ、スキー場前で根知川を渡って、1〜10までの数字板見て、10番とゲートのが有る場所までだったが、その先も行ける場合が多い。
【水 場】梶山新湯雨飾温泉に水場有る、以降水場は無い
【メンバ】富山橋M・Wの2人
【天 候】午前 曇り時々晴間、午後 曇り後雨
【タイム】今回=登り5:10・頂上と食事1:50・下り2:30
     通常=登り4:30           下り2:10
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この山の最適期は紅葉のシーズンなのですが、今の時期なら登山者も少なく、静かな登山が出来そうなので、以前から行って見たいと言っていた妻と連れだっての登山と相成りました。登山道は小谷道にするか梶山道にするか迷ったのですが、以前に登山口近くまで行った事の有る、梶山道を利用する事に決めました。

03:00 富山市の自宅発
雨飾温泉に入り、かつ18時までに帰りたいので早めの出発、今日の富山県地方の天気は、午後から雨模様との事で、足元を心配しての出発になりましたが、今のところ星空も見えている様です。
シーサイドバレースキー場前まで来ると、雨飾温泉の方向を示す案内板も有り、根知川を渡って細くなった道を、川に沿ったり離れたりしながら、高度をあげて行きます。白地に黒の番号板が順に設置して有るのに気付き、それを追って行くと、10番の番号板を過ぎた所で、ゲートが有り行き止りになっていました。

05:00 砂防ダム作業道ゲート(760?m)
(2003−4年にはゲートは無くなっていた)
駐車場は2〜3ヵ所有って合計50台程度のスペースは有る様です。ここより雨飾温泉まで徒歩30分の標識があり、工事道歩きを開始します。左手下に根知川の音を聞き、対岸の鋸岳・鬼ヶ面山の岩峰を見ながら行きます。ゆっくり30分も歩くと、前方に雨飾温泉の小綺麗な建物が見え、残り5分程度で到着が出来ました。

06:40 雨飾温泉(880m)
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梶山新湯
温泉には内湯・露天風呂が有り、500円で温泉を楽しめますが、果して今日は温泉を楽しむ時間が有るかどうかです。
登り口にはテン場が有り、水場・トイレも設置されていて、ここで登山の準備を整えます。

05:55 登山口出発
登山口は雨飾温泉の庭先で、登山道を少し行くと薬師堂が有り、道はその左に付いており、岩を積上げた様な急登で始っています。少しのブナが混じった雑木の樹林帯の斜面で、当然ですが視界は開けない道です。

06:20 尾根に出る(1030m)
風が無く蒸暑い斜面をひとしきり登ると、尾根に出て傾斜は少し緩くなりますが、直に斜面の急登に変り、大汗をかきながらの登りが続きます。

06:40 尾根に出る(1140m)
風が強く寒いくらいの尾根に出ました。眼下に新難所沢が見え、対岸の稜線も近くに見えますが、沢が突上げたところに見えるはずの雨飾山は、今は頂上付近にガスがかかって見えていません。

06:50 朝食(1220m)
白樺の大木が有り、視界の開けた場所が有ったので、ここらで朝食にしました。

07:10 出発
急登で足場の悪い尾根を行くと、杉の大木が有ったり、ブナやダケカンバも見えたりし、雑木の樹林帯はまだ続いています。
登山道を横切る木の根が多く、上に乗ると滑り易く、余りにも多いので、根に乗らずには歩く事が出来ません。下山時に雨が降ったりすると、相当スリップに注意が必要の様です。

1309mの小ピークで、傾斜が緩み視界も開けほっとしますが、両側がかなりの傾斜で切れ落ちた痩せ尾根を通ると、すぐに元の様に歩きにくい道に戻ります。

07:35 「千丈ヶ原」の営林署の表示板(1340m)
木の根だけが手がかりの急傾斜が有り、それを登ると「千丈ヶ原は国有林で・・云々」と書かれた、営林署の表示板が置いて有りました。

08:05 尾根を外れトラバース(1480m)
尾根をたどっていた道は、左にトラバースを始め、水平から下降気味になります。
道の両脇にガクアジサイと思われる水色の花が咲き、じめじめした雰囲気は梅雨時を思わせている所です。

08:35 中の池(1550m)
窪地の様な場所に出て、ミズバショウの生える大きめの池と、小さめの池の2つが有り、大きめの池には、真っ黒のおたまじゃくしが群がっています。もう秋だと云うのに、この大量のおたまじゃくしは、何時どんなカエルになるのでしょうか。

道は浮き石でごろごろした涸沢を登り始め、尾根道以上に足元に注意しながら登らなければならず、速度は遅くなります。

09:00 沢途中の棚(1680m)
沢が一旦途切れ、一息つける様な場所に出ますが、ここからの沢登りは今まで以上と思わせる位の悪路です。しかし、登るにつれ沢も浅くなり、振向けば鋸岳や鬼ノ面山の岩峰が低くなり、その先の山々も見え始め、展望を楽しむ事が出来る様になります。

濃い紫色の花はトリカブトですが、根に毒を持つ花と聞きますが、この花を見て毒々しいと思うのか、清楚な紫と思うのか、見る人によっていろいろでしょう。

高く見えていた鋸岳が低く見える様になって沢登りも終り、ネマガリ竹の茂った緩斜面に出ると、小谷道との出会いが近くなります。

09:40 小谷道分岐・笹平(1880m)
前方からワイワイと人の声が聞え、見ると右の頂上方向に向う人、左の小谷温泉方向に向う人が行交っているのが見えます。
分岐の標柱にたどり着き、ほんの少し進むと視界が大きく開け、笹平とそのすぐ上の頂上が見えます。

笹平は全体に背の低いネマガリ竹が多いが、夏から秋にかけての花も豊富で、トリカブトとリンドウが今を盛りと群をなして咲いています。初夏の花ゴゼンタチバナと秋のウメバチソウも咲いているのも面白い取り合わせです。
池塘は有りませんが、頂上直下に小さな池が有り、その横を通って荒音沢の岸壁を見下ろして行くと、最後の急登が始ります。

10:10 雨飾山頂上(1963m)
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雨飾山頂上にて
最後の急登は10分足らずで登り切れます。
頂上は三角点の有る最高点と、祠や石仏の有るピークの、2カ所のピークになっています。
頂上は広く、背は低いがナナカマドの茂っている所が有って、360度の展望を見るには、少々移動しなければなりませんが、展望はさすが百名山だけあって、素晴しいの一言です。
今日は時々ガスがかかり、妙高山より遠望は望めませんが、眼下の笹平から金山・焼山・火打・妙高へ続く山々、登りの時見えていた鋸岳・鬼ヶ面山やその先の岩峰が雲間から見えています。白馬や立山方向にはガスがかかり、まったく見えないのは少々残念です。

11:55 下山
見定めておいた花をデジカメに納めながらの下山、見た記憶の無い花4種、見た事は有るが、名前を思い出せない花2種を始め、定番の花などを撮影しながらの下山でした。

13:15 標高の中間点(1420m)

14:25 雨飾温泉(880m)
ほぼ予定通りの到着、時間に若干の余裕が有るので、温泉を楽しんでから帰る事にしました。

温泉から出て作業道を歩いていると、雨が降り出し駐車場に着く頃には本降りになって来ましたが、降り出しが予報より遅れたので、悪路で雨に合わずに済んだので、胸をなでおろしたものでした。

後記
小谷温泉側から登れば、梶山道より歩き易くブナ林も有り、変化が有って楽しみも多いのですが、小谷温泉まで乗り込む時間が有ったら、梶山道をだいぶ登れるだろうと、梶山道を登って見ました。
作業道歩きに時間を要したり、悪路のために思ったより時間を要したりしたので、頂上に着いた時には小谷道から登った人達の中には、下山して行く人も多くいました。

悪条件の多い梶山道、悪いばかりでもなく、この時期は登山者が少なくなり、静かな登山と温泉を楽しみたい向きには、結構楽しい登山道と言えるでしょう。ただ、登山に不慣れな人にはスリップの危険が多く、あまりお進め出来ないのではと思っています。

1996年9月8日 富山橋

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